【茶道の流派はいくつあるの?】
茶道の流派はいくつあるでしょうか?
実はなんと500以上もの流派が存在します。
特に有名なのが「三千家(さんせんけ)」と呼ばれる、千利休を祖とする3つの流派があります。
1)表千家(おもてせんけ)
2)裏千家(うらせんけ)
3)武者小路千家(むしゃこうじせんけ)
それぞれの精神やスタイルについて大枠をみていきましょう!
イロハ:茶道の流派ってたくさんあって、特に「三千家」って聞いたことがあるけど、何が違うの?
茶つなぎビト:三千家は、千利休の孫である千宗旦(せんのそうたん)の子孫たちが興した流派で、千宗旦の隠居後の茶室の立地から名前がつけられました。基本的な精神は共通していますが、お点前の作法や道具の好みに違いが見られます。
1. 表千家(おもてせんけ)
- 茶室: 不審庵(ふしんあん)
- 特徴:
- 「不審庵(ふしんあん)」という名前の通り、侘びの精神を重んじ、伝統的でかつ静かで落ち着いた美しさを大切にしています。
- お点前は、無駄を省いた静かな動きが特徴です。
- 抹茶の泡: あまり泡立てない、または薄く泡立てるのが特徴です。泡立ちを抑えることで、抹茶本来の色や味を深く味わいます。
2. 裏千家(うらせんけ)
- 茶室: 今日庵(こんにちあん)
- 特徴:
- 「今日庵(こんにちあん)」の名が示すように、進取の精神があり、現代的で社交的な場にも積極的に茶道を広めました。
- 三大流派の中で最も門弟が多く、国内外で広く活動しています。
- 抹茶の泡: 豊かに泡立てるのが特徴です。泡を立てることで口当たりがまろやかになり、誰でも飲みやすく、親しみやすいお茶を目指しています。
- 立礼式(りゅうれいしき)を考案し、椅子とテーブルの茶道を広めたことでも知られています。
3. 武者小路千家(むしゃこうじせんけ)
- 茶室: 官休庵(かんきゅうあん)
- 特徴:
- 三千家の中で最も小規模ですが、「利休の侘び」を厳格に守り、質素で簡素な美を追求します。
- お点前は、三千家の中で最もキレがあり、引き締まった印象を与えます。
- 道具についても、華美を避け、質実剛健なものを好む傾向があります。
イロハ:なるほど!泡の立て方や、茶室の雰囲気や精神に違いがあるんですね。
茶つなぎビト:そうです。簡潔にまとめると以下のようになります。
まとめ
| 流派 | 重視する精神 | 抹茶の泡立ち | 特徴的な動き |
|---|---|---|---|
| 表千家(おもてせんけ) | 侘び、伝統 | ほとんど泡立てない | 静かで無駄のない動き |
| 裏千家(うらせんけ) | 社交性、普及 | 豊かに泡立てる | 華やかで親しみやすい動き |
| 武者小路千家(むしゃこうじせんけ) | 質素、簡素 | 泡立てるが、表千家よりは多い | キレがあり、引き締まった動き |
茶つなぎビト: 三千家の茶室は京都市内にあります。一般の人は中に入ることはできないですが、外から門を眺めることはできます。徒歩圏内で3つの茶室をめぐることができますよ。
◆表千家(不審庵)

◆裏千家(今日庵)

◆武者小路千家(官休庵)



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