【抹茶は新茶の時期ってあるの?】
「抹茶には新茶の時期ってあるのかな?」
「新茶の時期は4月下旬から6月上旬と聞くけど、 抹茶も同じなのかな?」
そんな素朴な疑問を持たれたことはありませんか?実は抹茶にも新茶の時期はあるんです。

お茶の収穫の時期
一般的にお茶の葉が芽吹く春、5月上旬(立春から88日目の頃)が収穫の最盛期です。この頃の新茶は特に良いとされます。
実は、抹茶の場合は少し異なり2通りあります。その2通りの「新茶の楽しみ方」を案内していきます。
抹茶の「新茶の楽しみ方」
「新茶」として店頭に並ぶ時期の2通りのパターンがあります。
① 近年トレンドの「新茶」:5月下旬〜6月頃(フレッシュな新茶)
最近では、煎茶と同じように「摘みたてのフレッシュな香り」を楽しむために、5月の収穫後すぐに「碾茶(てんちゃ)」を加工・粉砕して販売される「新茶抹茶」が増えています。
- 特徴: 若葉のような爽やかな香りと、少し力強い苦味が楽しめます。
② 伝統的な「新茶」:11月頃(熟成した新茶)
5月頃に摘んだ碾茶を専用の壺の中で寝かせ、半年ほど熟成させるのが今までの伝統です。
- 特徴: 寝かせることで角が取れ、抹茶特有の「まろやかな旨味」と「コク」が最大限に引き出されます。

茶の正月とは
11月になると、春に摘んで寝かせておいた壺の封を切り、初めてその年の新茶を味わいます。この時期を「茶の正月」と呼びます。
・「茶の正月」に関連するほかのお祝い
新年の1月には、元旦の早朝の水で淹れた縁起の良い「大福茶(おおふくちゃ)」を飲む習慣もあり、これも「茶の正月」に関連するお祝いにあたります。
【まとめ】
- フレッシュな香りを味わいたいなら: 5月下旬〜6月(近年のトレンド)
- まろやかな旨味を味わいたいなら: 11月(伝統的な旬)
とくに煎茶は「鮮度が命」と言われますが、抹茶は「寝かせて美味しくなる」という面白い特徴を持っています。
今の時期(1月)に手に入る抹茶は、ちょうど11月に解禁された「熟成した新茶」が一番美味しいタイミングでもあります。ぜひ試してみてください!

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